聖殿建築vol.16☆~電気配線工事の経緯~byエステル

聖殿建築でお金がかかっているのは、どこでしょうか?

ひとつに電気配線工事があげられます(^_^)

お金がかかる分、複雑で大変だということ。

電気配線については、くまさんが頑張ってくれました。

くまさんは何でもできる後輩で、教会の音響通信関係を担ってくれています。日中は仕事、朝夜は教会の仕事に明け暮れ、隙間の時間に、東京で専門家にアドバイスをもらい、自分でも試行錯誤しながら器具を選定し、配線ルートを考えてくれました。

今や摂理は世界に広がっているので、ネットワーク環境が特に大切です。

そのため、メインホールのネットワーク環境と、他の室との連携が重要で、どの室からも、映像もよく、音もよく聞こえる必要があります。

天井裏や床下には、照明やコンセントの電気配線だけでなく、音響、通信、マイク、映像、防犯カメラなどの大量の配線がとおることに。

くまさんだけでは考えられないので、総括のSさん、照明のAさん、電気設備士STさんと、月曜日の仕事の後、名駅こななに集まり、2200すぎまでミーティングをしました。

個人的に大変だったのは、壇上の配線の穴の変更でした。壇上の下に配線をとおすためには、穴をあけないといけなかったのですが、工事がだいぶ進んでから気づきました。

すでに、他の部分でも何度も変更し、施工業者に負担を与えていました。お願いすると、また変更してもらわないといけないし、図面を示してほしいと言われそうなので(何度も言われてる)、かなり負担でした。

どう伝えようか、様々考えをめぐらせ、祈って父に電話をすると機嫌がよく、そこまで負担をかけないことが分かり、一安心。

電話の後、なんで一人でこんな思いをしないといけないのかという思いにかられて涙。でも、祈ると、感謝しかないと我に返り、持ちなおす。

穴をあけるためには、ネットワーク環境のことだけ考えてはいけません。タイル仕上げとするならば、タイルの規格寸法や、どう穴をあけるのか、穴にふたをするのかなど、長尺シート仕上げにするなら、段鼻の見た目や、1段目と2段目でかえるかなど、デザイン、機能、施工性、金額、工期を様々に考えなければなりません。

(結局、このタイルは海外製で入荷に時間がかかるため、別のタイルになりました)

様々な調査、調整を経て、
出来上がった穴はこちら。

この穴を見るたび、1人で感極まります(笑)

初礼拝は2F、壇上が完成したら3Fメインホールで礼拝を捧げる予定となったので、短期間に2Fも3Fもネットワーク環境を整えなければなりませんでしたが、くまさんと関係者の方々が夜通し頑張り、問題なく礼拝を捧げることができました。

一人では弱い。 共にすれば強い。
団結しなさいという主の言葉の核心は、頭を中心にして一つになることだ。
主と一体になって、主の価値、自分の価値、兄弟の価値を 悟るならば、
摂理史全体が一体であり、
最高の肢体であり、人間雲になる。
(2017年3月28日啓示の御言葉)

この御言葉がとても好きです(^_^)v

ハレルヤ!!!

画像:こななKITTE名古屋店HP、名古屋モザイクタイル工業HP