名大教授・益川敏英教授「科学者は戦争で何をしたか」が気になるbyソルティ

0000051129_99f59c0842e83c808dd1813b48a37c6an.jpg
摂理の名古屋嬢・ソルティです♪
2008年ノーベル物理学賞を受賞された名古屋大教授・益川敏英教授の「科学者は戦争で何をしたか」が気になってます。
益川教授って、ノーベル賞を「嬉しくない」とか言ってた人です。
反骨的で、反戦を主張する平和活動家でもあったりします。
この本は、科学が権力に取り込まれる歴史に焦点をあてたもの。
「科学ってすばらしい!」という科学万能主義的な本ではなく、科学が軍事技術、産業にいかに利用されてきたかが実例をあげて書かれています。
「科学者である前に人間として、生活者の目線だけは失うまい」
とする益川教授。
科学がこれ以上おかしな方向に進んでしまわないために、読んでおきたい本。
ソルティ
写真:マンデー・ベトナム戦争の傷が残っているハイバン峠 より