2017年11月の初ミーティングでの一番の問題は施工業者がいないことでした。
今まで聖殿建築の実績があるのは、東京と大阪。名古屋に来てもらうと交通費や宿泊費まで負担しなければならない。名古屋の施工業者を選ぼうにも信頼できる業者って。。。
どうしようと途方に暮れながら、新聖殿の内覧ツアーにて、あれやこれや友人に説明していました。
ある後輩に「家がペンキ屋さんなの?!ご両親にも手伝ってもらえるといいね!」と話していました。
そのとき、はっと構想が!
そういえばお父さんの会社が建設会社だった!お父さんの会社にお願いすればできるかもしれない…!
わずかな感動をその場にいた先輩に伝えたら、すごくいいね!と後押しされました。
父に依頼するなら、様々説明も必要になるので、自信はありませんでしたが、関係者にも相談してみると、ぜひ!、と。
それならばと、決心し、父に話してみると、「見積もりとれるよ。図面さえ書いてくれたら。」と協力的。
それから、とんとんと話がすすみ、父の会社が工事を請け負うことになりました。
そして、工事の総括責任者として頑張ってくれました。
元々、父は、若い頃は職人さんたちと寝食をともにして現場監督として働き、その後転職して、今の会社の建築部を立ち上げました。今は会社全体を見なければならないので、一つの現場を担当することはまずありません。
父が、私たちの思いをうけて、感動をうけ、自ら全ての立場も使って、責任者となって、工事を進めてくれました。
人生で一番の夢、聖殿建築に、親子で関われること、これほどの機会は、もう一生ないと思いました。
私が建築の道に進んだことも、父が若い頃に苦労しながら現場監督をしたことも、今、会社の重要なポジションで働いていることも、全てこの時のためだったのだ思いました。
人は個性に応じてそれぞれ御心が異なります。神様は各自の才能に応じて、使命に応じて、持って生まれたものに応じて、それに該当する御心を与えました。人間がその御心のプログラムに従って毎日生きていくことが祝福です。
神様も御心のあるところを必ず通って行かれます。主がこの世で福音を広げた時も今も、御心のあるところと御心のある人たちのところを通って行かれ、働きかけていらっしゃいます。御心はちょうど設計図と同じで、御心のあるところに様々な兆候が起こり、様々な御働きが起こるようになります。
(2009年2月1日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)
本当に心から感謝します。