ここら辺から記憶が曖昧ですが、やっと母体の方は赤ちゃんが出てきてもいいくらいになり、いよいよ本格的な分娩に入りました。
しかし、あまり赤ちゃんが降りてきておらず、助産師さんも「う〜ん…」と困った様子。
陣痛が来る度、助産師さんが内診で赤ちゃんが出てきてくれるのを手伝ってくれましたが、陣痛も痛いけどその内診も痛い!その上なぜか出血もしていて気分はグロッキー
もう出てくる気がしない…いっそ帝王切開で出して欲しい!>_<
でもこの病院ではできないから救急車に乗って隣町の病院まで30分くらいかけて行かないと…それも耐えられない>_<早く終わってくれーー
ともう心が折れそうでした。
朦朧としながら助産師さんにも「あとどれくらい⁉︎」「どうしたらいいの⁉︎」ともうタメ口。力むときには唸りすぎて若干唾をひっかけてしまう始末( ̄◇ ̄;)ほんとスミマセン
なかなか出てこないので、赤ちゃんを機械で吸引して引っ張ることに。でも赤ちゃんの頭がある程度出ないと引っ張れない。
数分おきに来る陣痛の度、全身の筋力MAXで力むこと数時間。。。出産で体力が必要とはこのためか‼︎と運動不足を悔い改めm(_ _)m
頭さえ出れば‼︎あともう少しで会える!とそれだけを希望にふんばりました。
そしていよいよそこまで出てきている感じが!鼻の穴からスイカが出る痛みと聞きますが確かにそのくらいの圧迫感(O_O)
いつの間にか助産師さんは3人に。1人は私のお腹に乗るくらいの勢いで押してくれました。なんて力技‼︎
Drも吸引機を構えている!まるでゴーストバスターズのよう‼︎ちょっとフェミニンなおじいちゃんDrもこの時は勇ましく見えました。
しかし、「(力むのは)あと何回⁉︎」と聞くも「まだまだ」とDr。えー‼︎もう無理!(◎_◎;)
そして逆にその言葉に火がつき最後の力を振り絞って……「出たーー‼︎」
赤ちゃんが顔を出した瞬間、飲みかけていた?羊水をDrにピューっとひっかけて出てきました(笑)
出た瞬間は感動するというよりは、出血多量で朦朧としていたのもあり、やっと出た…やっと終わった…!という思いでした^^;
でも産まれたばかりの赤ちゃんを抱いてみると思ったよりもずっしりしていて、あったかくて、その命の存在感をはっきり感じて感動しました。
旦那は当初、立ち会いは無理と言っていましたが、私の苦しむ様子に離れられず結局最後まで立ち会ってくれました。出血もあったし私も取り乱していましたのでドン引きかと思いきや感動して涙が出たらしいです。私はそれどころでなく気づきませんでしたが(^◇^;)
旦那は片親で寂しい思いをしてきたので、家族が増えてとても喜んでいました。
また旦那との経緯もなかなかショッキングなもので…また御心があれば書いていきたいと思います。
マメちゃんを通して主の愛を悟れるよう旦那も伝道していきたいです✨
Shinano