プリスクールで、息子の影響を受けて
日本語に興味を持ってくれるお友達(アメリカ人)が数人います。
ある男の子が近づいてきて、
I can count 1 to 10 in Japanese!!
イチ、ニ、サン、… と話してくれました!
それを聞いた担任の先生がびっくり!
私も覚えるわ!と意気揚々に、私にスペルを聞いてきました。
スペルをそのまま書くと発音ちょっと違うのよね、と思って
発音ベースで教えました。
(日本語教師の方読んでたら、素人教えですみません…)
1 Ichi chi はChinaの「チ」の発音。
2 Ni
3 Sun 太陽のSunと同じ発音。
4 Shi
5 Go
6 Roku
7 Nana
8 Hachi
9 Q
10 Ju Juiceのジュ―みたいな発音。
で、これで解決したと思ってたら、
次の日…
6の発音を間違ってるじゃないの!?と言われ、びっくり(;゚Д゚)
日本語を知ってる生徒が、6はRの発音じゃないよ!と指摘したそうです。
日本人はRokuと書くけど、発音はRokuじゃないですよね。
「ろく」の「ろ」は、Rでもないし、Lでもない。
なんて教えようか、と考えた結果、
「ジャパニーズR」と名付けて、発音の仕方を話しました。
舌の位置がLより後ろで、
Lよりも、舌が付く面積が大きい、とか話しました(笑)
ちなみに、息子の名前にも「ジャパニーズR」が入っているのです。
それに気づいた先生は、半ばどうして教えてくれなかったの!?的な感じで言い寄ってきました。
実は、もうこのことはとっくに諦めてたんです。
アメリカに来て、最初の1年の間に、
何回かジャパニーズRのことを話したけど、
ほとんど理解してくれなかったし、
前の幼稚園でも正しく発音してもらえなかった。
アメリカにいるし、スペルはRだから、別にいいか、
と諦めたことでした。
しかし!今回、先生方に発音が違うことがバレた (笑)
今の幼稚園の先生方は、学ぶのが大好きで、
正しいの教えて!!とその勢いに圧倒されました (笑)
そして、今ではジャパニーズRの発音も気を付けて言ってくれる。
舌が絡まりそう~と言いながらも正しく発音してくれ、
それを聞いた息子も嬉しそう( ´∀` )
ちなみに、
私の住んでいるところは、アジア人が数パーセント。
日本語を学びたい!っていうのもごく少数派。
自分がマイノリティー過ぎて、日本語の発音も、日本人であることも、いつの間にか価値が薄れていました。
でも、
Your language is so important.
とプリスクールの先生が改めて言ってくれて、はっとしました。
そう、どんなにマイナーでも大切な言語です。
私たちの文化を学ぼうとしてくれて、ありがとう。
英語ばかりに重点を置いているうちに、日本語の価値性を失っていました(;´∀`)
自分の言語や文化、もちろん自分自身も、
その価値を取り戻して、ここで楽しく生活していきたいと思います。
神様が言語を通して働きかけて下さった出来事でした♡
神様、感謝します、愛しています♡