天との縁 ~聖歌隊と私~ by Nightingale

聖歌隊
ハレルヤ!Nightingaleです。
♪~θ(´∀`●)今日も歌っています。
御心の中で先生と出会って、天と永遠な縁を結んだ私たち。
天国には、思い出の部屋があるそうです。
そこには、一つ一つの思い出が、宝石のようにおさめられているとか。
神様が私にくださった宝物は数えきれないほどありますが、
私は特に、聖歌隊にまつわる思い出をたくさんいただいてきました(^^)
聖歌隊に入ろうかどうしようかと、何か月も迷って祈っていた人が、
「聖歌隊に入ろうと思うんです」
そう言ってきてくれた時の緊張した表情、後ろで流れていた音楽、
昨日のことのように覚えています。
他にも、メンバー一人一人、
皆でお誕生日のお祝いをした時に見せた嬉しそうな表情だったり、
讃美の秘密特訓をしている現場に居合わせた時の恥ずかしそうな表情だったり、
悔しくていきなり泣き出した時のくしゃくしゃの表情だったり、
一つ一つ、神様が私に見せてくださった、宝物のような経緯です。
私という肉体を通して、神様が共になさり、一人一人を見守っていたことを私は知っています。
とはいえ、
「あの時あんなこと言ってたよね?」
と言っても、
「そんなこと言ってましたっけ!?」
と当の本人は覚えていなかったり。
そんな時、私は、神様の心情を感じます。
どんなに時が流れても、
たとえ本人が忘れてしまったのだとしても、
神様にとっては、
いつまでたっても、昨日のことのように、キラキラ光る宝物のような思い出なんだということ。
大丈夫です、神様、私が覚えてますよ。
私が一緒に覚えています。
そうやって涙したこともありました。
そのたびに、
少しでもこの時間が、神様の慰めになればいいなぁ、とか
あの子があの時の気持ちを思い出すといいなぁ、と
思ったりします。
そして、私はと言えば。
聖歌隊になぜ入ったのか、記憶がありませんでした(笑)
気がついたら、聖歌隊に入っていました。
なので、「どうして聖歌隊に入ったんですか?」と聞かれると、
「お、覚えてないんですぅ…」と情けない感じで答えていました。
それで、ずっとお祈りしていました。
「神様、皆が私のことを聖歌隊に熱いって言うんですけど、
私自身はなんで聖歌隊に入ったか覚えてないんですよね。
どうして聖歌隊に入ったんでしょうね?」
そんなある日。
会社帰りに次の礼拝で捧げる予定の曲を歩きながら讃美しつつ、
いつものように神様に尋ねました。
「神様、私はなんで聖歌隊に入ったんでしょうね~」
その瞬間、衝撃的に思い出しました。
摂理に導かれ、右も左も分からない赤ちゃんだった頃、海外の舞台で御子役を演じてらっしゃる使命者の方に偶然お会いしたことがありました。
その舞台のメンバーの中に、霊を感じることが出来る人がいて、
その人が言うには、舞台稽古の最中、御子が稽古を見守りながら、
いつもある讃美を歌っていらしたそうです。
その歌は、先生がいつも神様に歌って差し上げていた曲で、
その人は、鼻歌をされる御子の姿を見て、
「ああ、先生がいつも讃美されている曲だから、御子もこの曲がお好きなんだな」
と思った、と話して下さいました。
それを聞いた幼い私は、
「へぇ、神様が好きな曲なんだ…」
と、感動がくだり…
毎朝起きたら、その讃美を捧げることにしました。
まだ信仰が幼かったので、「本当に届いてるのか?」と時々半信半疑ながら、
しかも目が覚めて上半身を起こした状態で(つまり寝巻きのまま)、
また、歌いすぎて会社を遅刻したりしながらも(笑)それを数か月続けていました。
いつの間にか、そんなこともすっかり忘れてしまっていましたが、
会社帰りに練習しようと口ずさんだ曲が、まさにその曲だったのです。
その時、
ああ、神様は、あの時、幼い私が、
半信半疑ながらも、「神様が喜ぶなら」と、毎朝捧げていたあの讃美を、
本当に喜んでくださって、
私ですら忘れていたそのことを、
全て条件として受け取ってくださって、
何もない私に、
「あなたは私の傍で歌いなさい」と
聖歌隊という使命をくださったんだと悟りました。
神様が感動で導いてくださったことだったから、
自分には記憶がなかったんだと分かりました。
あまりに感謝で、
あまりに衝撃的で、
駅のホームで号泣していたのを思い出します(笑)
だから私は確信します。
神様のことを思って、
神様が好きで、
ただ喜んでほしくて、
天に向かって捧げた全てのことは、
神様は必ず受け取ってくださいます。
たとえ本人が覚えていなかったとしても、
永遠に、宝物のように大事に思って、
愛してくださいます。
でも、できるなら、私自身も、
永遠に忘れないで、
地上で結んだその経緯を、
神様と一緒に分かち合いたいと願います。
聖歌隊