命を授かる前の話

 

こんにちは、Nightingaleです🐤

前回のブログから一か月ぶりの更新です。

出産はどうなったんだろうか…?と心配してくださった方もいらっしゃったかもしれません。

2021年1月13日、無事に男の子を出産しました。

 

今週の主日の御言葉の主題は

「怠けずに聖霊と主と共に勤しんで行ないなさい」。

その中で、

過去を見ると、やればできたことなのに、理由をつけて『ああできない、こうできない』とやりませんでした

という一言が刺さりました(;^ω^)アーメン。

御言葉で背中を押してくださる聖霊様と主に感謝して、PCの前に座っております。

 

妊娠&出産という、特別で、尊い体験を通して、

自分に向かう主のどこまでも深い愛をいっそう知ることができたし、

今まで見えなかった様々なことに気づかせてくださいました。

その経緯を少しずつでもブログに記していけたらと思います。


結婚の祝福を受けたので、できることなら子供を授かりたい、と思っていました。

ただ、私は30代後半で祝福を受けたので、年齢的にも、授からないかもしれない、

そういう御心かもしれない、ということも常に考えていました。

 

私は昔から聖書がとても好きですが、

創世記に出てくるアブラハムの妻サラも然り、

バプテスマのヨハネを産んだエリサベツも然り、

胎を開かれるのは『ただ神様』だということはいつも思っていました。

 

とはいえ、

授からない御心かもしれない、と思いながらも、

御心ならばやっぱり授かりたい、と思ったし、続けてお祈りしていました。

 

当時、私の通っている教会では、毎月1人は赤ちゃんが産まれているような出産ラッシュで、

赤ちゃんの報告があるたびに、とても嬉しい反面、葛藤している自分もいました。

そして、葛藤している自分を責めていました。

 

また、医学的な知識を得れば得るほど、

あまりにも貴重な時間が過ぎていくことに、神経質になっているのが自分でも分かりました。

 

とうとうストレスでホルモンバランスを崩してしまい、

生理が2週間以上続くようになりました。

 

何か悪い病気だといけないと思い、婦人科を受診したところ、

ストレスが原因であること、

そして、4㎝の子宮筋腫ができていると言われました。

 

女医先生でしたが、顔も見ずに、

「子宮筋腫もあるし、その年齢で妊娠を希望されているなら、

こんなところにいないで直ぐに不妊治療のクリニックに行って、体外受精を試してください」

とピシャリと言われてしまいました。

(※筋腫の位置や数、年齢、お医者さんの考え方によって状況が異なると思うので、あくまで私の場合)

 

当時は、あまりの態度に非常にショックを受けましたが、

それで、

「祈るだけではなく、考えるだけではなく、できることがあるなら、

後から後悔しないように、できることは全部やってみよう」

という気持ちになりました。

パートナーのだんさんも、頷いてくれました。

 

教会のメンバーから、不妊治療で有名なクリニックを幾つか教えてもらい、

自治体の助成金なども確認して、経済的に可能なのかということも具体的に調べました。

 

不妊治療はクリニックによって治療方針がだいぶ異なるため、

初診までに夫婦で説明会に参加することなどを条件づけているところもあります。

有名な専門クリニックだと全国から患者さんが訪れるため、

説明会の申込みが「○人待ち」「初診まで数か月かかる」というクリニックもあり、

切実に子供の誕生を望んでいる人達が、世の中にはこんなにもいるんだということも知るようになりました。

 

夫婦で説明会に参加し(コロナのためオンライン説明会でした)、

クリニックの受診予約をしました。

診察日まであと3日に迫ったある日、

 

会社で出血した私は、会社を早退し、

そのまま向かった病院で、命を授かっていることを告げられたのです。

まさかの自然妊娠。

2020年6月1日のことでした。

<つづく>