あずきちゃんのクラスの３分の１は難民だ。
難民は無償でドイツ語の授業が受けられる。
休憩時間、別のクラスの難民のシリア人の男性に「コンニチワ」と話しかけられた。
「なんでドイツに来たの？」と聞かれ
「ドイツ語の勉強のためだよ」と答えた。
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「あなたは？」と聞き返すと、
「戦争から逃げて来たんだ」と言っていた。
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ドイツに来てみて難民や移民の数が多いことに驚く。
そして自分がどれほど恵まれた環境で生まれ育ってこれたかということを実感するしかない。
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あずきちゃんはこれまでニュースでしかドイツの難民問題について見聞きしてこなかった。
そしてドイツは人道的で良い国だ。と思っていた。
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しかし実際にドイツに来てみて、
ドイツは将来どうなるのか。と心配になった。
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なぜなら、、、
ドイツは難民に対して、生活費などのサポートをしている。
しかしドイツも日本と同様に少子高齢化が進んでいる。
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それなのにドイツは他の国に比べて圧倒的な数の難民を受け入れている。
その難民へのサポート費は全てドイツ人の税金から賄われている。
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弱者に対して寛容であることはとても良いことだが、
「このまま難民を受け入れ続けていたらドイツはパンクしないのか？！」と疑問に思った。
当のドイツ人はどう考えているのだろうか？
そこで同居人のドイツ人のVogelちゃんにインタビューしてみた。
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あずきちゃん 「ドイツの難民政策についてどう思ってる？」
Vogelちゃん 「人を助けるということはとても良いことよ。
だけど、難民への給付金は全て私たちドイツ人の税金から。
私たちもお金がないのに、ドイツは難民を受け入れすぎているわ。
近隣諸国と比べて圧倒的にドイツが受け入れている。
ドイツの負担が大きい…」
と言っていた。
(漫画 政治家は難民、移民に対して「歓迎、歓迎」と呼びかけて、ドイツ住民が「僕はどうなるの」と言っている。政治家が背中に隠して持っているのは、社会福祉、公営住宅、子供手当ての申請書、職場の付与誓約書、選挙権と市民権の公約など。これらを全部隠して゛いい顔をしやがってという風刺画)
ある民族同士が戦ったとしても、争う民族だけが損を被るのではなく、
地球村全体が一つの体のようになっているので、船舶、貿易、経済、航空、政治、宗教、通信全ての面で損を被る。
2001-10-07
「民族」を縮小して見てみると「家庭」です。
もっと小さく縮小して見てみると「自分個人」です。
だから、自分のために一生懸命に生きて祈り、家庭と民族のために一生懸命に生きて祈りなさい。
2010-06-20
全てみんな繋がっている。
決して他人事ではない。
民族のため世界のためにお祈りせねば。
