鬼ごっこの巻

 

中学二年生のとき、鬼ごっこブームだった。

 

 

ある寒い冬の日、この日も 鬼ごっこをしていた。

 

 

あずきちゃんは鬼に標的にされ、超全速力で逃げ回っていたそのとき、、、

 

 

 

 

 

突然あずきちゃんは地面に倒れた。

 

 

     ∩ ∩
   ~| ∪ |        
   ヘノ  ノ       
  ((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
   ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;

 

 

遠くでサッカーをしていた人の蹴ったボールが、見事にあずきちゃんの頭に当たったのだ。

 

 

すごい的中率かつ命中率だったから、みんなあずきちゃんを心配するというより、その一瞬の出来事に感心していた。

 

 

 

  お  ∧∧  お
  い  (゚Д゚ ,) . い
   (´;) U,U )~ (;;).
(´)~(⌒;;UU (´ )...~⌒(`)

 

 

 

昨日の明け方の箴言がまさに、あずきちゃんの過去とリンクした。

 

 

ある冬、早朝サッカーに行って一人でボールを蹴っていた。私と一緒に行った人は運動場の周りを走っていた。

ところが私が蹴ったサッカーボールが40m遠くに飛んで行って、運動場の周りを走っていた人の頭の真ん中に当たった。

その人は頭の真ん中にボールが当たって、その場にへたり込んだ。

 

その人の話を聞いてみたら、その時、自分はその瞬間誰かを憎んで、どう接しようかと考えていたそうだ。

また、寒くて出て来たくないのに、先生が出て行って運動しようと言ったので、しぶしぶ、のろのろ、ちゃらんぽらんに走っていたと言った。

その時、頭の真ん中に飛んできたボールに当たったのだと言った。 もし気分よく速く走ったなら、ボールに当たらなかっただろう。

 

 

 

<偶然>に起こったことだけれども、<御心>があることだった。

 

 

 

 ┌─────
 │          │
 │ .偶然だぞ   |
 │          │
 (ヨ─∧_∧─E)
  \(* ´∀`)/
    Y     Y

 

 

 

気を引き締めるようにと「ボール」が「脳」を打ったのだ。

 

 

 

 

 

   ∧_∧   
 ( ・∀・) 
 ( U U   ふむふむ
 と_)_)

 

 

 

10年以上前の出来事だから、そのときあずきちゃんがなにを考えていたかは覚えていない。

 

 

 

だけど、気絶したことによって早退出来たからラッキーだった。

 

   n ∧_∧
  (ヨ(´∀` ) グッジョブ!
   Y    つ

 

 

そして塾も休めたからラッキーだった。

 

 

   n ∧_∧
  (ヨ(´∀` ) グッジョブ!
   Y    つ

 

 

さらに、塾を休んで母と温泉に行くことになったからラッキーだった。

 

   n ∧_∧
  (ヨ(´∀` ) グッジョブ!
   Y    つ

 

 

 

 

 

 

 

世の中には<偶然なこと>もあり、<御心のあること>もある。

 

 

「え、偶然ってあるんだ。」とあずきちゃん混乱した。

 

       .┌┐
      / /
    ./ / i
    | ( ゚Д゚)<そんなバナナ
    |(ノi  |)
    |  i  i
    \_ヽ_,ゝ
      U" U

 

 

 

 

 

あずきちゃんはそれまで、全て、なにか意味があって起こるものだと認識していたから。。。

 

 

 

 ┌─────┐
 │          │
 │ .偶然だぞ  |
 │          │
 (ヨ─∧_∧─E)
  \(* ´∀`)/
    Y     Y

 

 

<偶然>だ。 ただそのことで「教訓」を得たなら、自分の考えでは「偶然ではない。神様の御心がある」と思える。

 

だから<偶然>でもあり、<御心>でもある。

 

 

もしなにか起こって、それがたとえ偶然だったとしても、そこから教訓を見出して御心にしていきたいと思った一日であった。

 

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by:June_Plum