私がうつ病になったのは、
摂理で御言葉を聞くようになって、しばらくしてからの出来事でした。
当時、外資系メーカーの研究職として働いて3年が経つ頃でした。
自分の個性を正確に分かっていなかった!と、後々、会社と合わないことが分かったのですが(笑)
会社説明会に行ったとき、この会社で働きたい!という強い感動をおぼえ、
自ら消費者アンケートを作成して持っていくなど積極的に就職活動を進め、内定をいただいた会社でした。
これも、神様の導きがあって入社したことでした。
なんと、同期の中の1人を通して、摂理の御言葉を学ぶようになったのです。
また、仕事内容も好きでした。
私は製品のある材料開発のリーダーとなり、その材料のサプライヤーさんとのやりとりを任せてもらっていました。
しかし、商品の業績が伸びず、海外の工場の設立投資が本格的になると共に、
日本のビジネスが縮小される方向になり、
私も残れるのか、他社に行くのか、という試練を与えられました。
その期間、約半年。
自分の精いっぱいはやれたと思います。
でも、会社が求めるところまでは達せず、続けて働くことはできなくなりました。
そのあたりから、少しずつおかしくなってきたような…。
机に向かっても涙が出て仕事が進められなくなる時がありました。
それでも、日々必要なことはなんとかやりこなしながら、過ごした1、2か月。
ある時、同じ場所にいた同期(彼女も今は摂理のメンバー!)通して、
何かおかしい、と気づけるようにしてくれました。
社内の医務室に行って、話しをするようになり、
そこで言われたのが「うつ病だと思われます」ということ。
晴天の霹靂でした。まさか自分がっ!!!
もっとできる、まだできる!とばかり思い、邁進してきた日々。
しかしそれは自分の個性も限界も無視して、
ただ自分の理想を成すためにやり続けていたのでした。
メンタルクリニックに行って受けた診断は「自律神経失調症、うつ病」でした。
そこから数週間、突然仕事を休むことになりました。
迷惑をかけることが申し訳なくて、考えが休めない日々。
それでも体が思う通りに動かないから、横になっているしかなく、辛かったのを覚えています。
横になりながら、神様に話したこと。
「神様、私は息をして生きていることしかできません。
それでも愛してくれますか?」
生きているだけでいい。
愛しているよ。
と心に感動が来たのです。
その時初めて、神様に何かしてさしあげるから愛されるんじゃなくて、
私という存在自体を愛してくださっているんだ!と、衝撃を受けました。
神様の愛は条件がありません。
神様の愛は無条件です。
神様は、もう私を、私たちを愛してくださっています。
愛しているから、御言葉を与え、私たちが変化して、天国へ行けるように導いてくださいます。
うまくできても、できなくても、最後まで行くことです。
うつ病って辛いですよね。
出口がないように思えるし、休もうと思っても休めなかったり、
体にも症状として出てきて、自分でもコントロールできませんでした。
そんな中、ある一つの出来事がありました。
韓国の摂理で、スマイル活動(笑顔でボランティア活動をする)をしている人たちが日本に来る、ということで一緒に過ごす機会がありました。
その活動をされていた牧師さんに、うつ病のことを話しました。
うつの考え方が来たらどういうふうにするの?と聞かれ、
しゃがみ込んだ私。体育座りです。
慣れたかのように、自分の考えに閉じこもって、どんどん落ちていくようでした。
そしたら、突然、その牧師さんが
座りこんでいた私の手を引っ張り、建物の外までぐいっと引っ張って行かれました。
太陽の暖かい日差しの、全く違う世界へ連れてこられたような気持ち。
「牧師先生ならこうされると思うわ。」
とおっしゃったのです。
あぁ、自分の考えの中にいては、閉じこもるだけなんだな。
御言葉を聞いて、外の世界へ引っ張ってもらわないといけないんだな。
と悟られたのでした。
自分一人ではどうにもならないから、神様一緒にいてください、力をください、と祈るようになりました。
もちろんその一回の出来事ですべてが解決したわけではありません(笑)
投薬を半年し、
カウンセリングも続けて通い、自分の考え方を見つめ直す作業を続けました。
また、祈り、御言葉を聞き、時には牧師さんと対話をして考えの軌道修正をしました。
続けて少しずつ回復し、今は暗闇の考えに陥っても、それに気が付いて出てくる時間が一段と早くなったと思います。
そして、暗闇の考えに陥らないように前もって自己管理することが今の課題です。
私を、暗闇から光の世界へ連れ出してくださった神様に感謝します。
いつも私に力を与えて生かしてくださる神様に感謝します♡
神様の愛は無条件♡