察する、の巻

 

 

日本にあって、海外にないもの。

 

 

 

 

 

“察する” 文化。

 

 

 

 

あずきちゃんのお友達のBarbieちゃんと外国人の彼氏のKenくん

 

 

 

あるとき、Kenがキレた。
(KenはBarbieちゃんに対してではなく、他のことにキレていた)

 

 

 

http://www.greenpeace.org/seasia/ph/What-we-do/Indonesias-forests/Barbie-Its-Over/

 

 

 

普段はとても温厚なKenだったから、Barbieちゃんはその迫力にびっくりして
しばらく口も利かず、シュンとしていた。

 

 

 

http://es.fanpop.com/clubs/disneys-barbie/picks/show/1000769/toy-story-4-should-barbie-appear-again

 

 

 

 

 

「どうしたの?」
@Officialken

 

 「・・・。」
@BarbieJapanOfficial

 

「なにも言わないとわからないだろ?」

 

 「・・・。」

 

 「なんで辛い気持ちになったのか、もし俺に直して欲しいところがあるなら、ちゃんと言って欲しい。」

 

 

 「あなたがキレた時、すごく怖かったの。」

 

 「そうだったんだね。言ってくれてありがとう。直すように心がけるよ。」

 

 

 

Barbieちゃんは思った、
“あ、日本人とは違うんだ”と。

 

 

 

そして現在では思ったことをバンバン、Kenに言いまくっているらしい。

 

Barbie Doll in Toy Story 3

 

 

 「初め、君はとてもおしとやかな女性だと思っていたけど、めちゃくちゃうるさいじゃないか。俺は、騙された。」

 

 

 

http://disney.wikia.com/wiki/Ken_Carson

 

 

 

 

 

しかし、相手が日本人だからと言って 通用するわけでもない。

 

 

 

 

 

あずきちゃんが、元彼 マスくんと付き合う前の友達期間だった時は、素を出していた。

 

 

でも交際するようになってから、あずきちゃんはマスくんの前でネコをかぶるようになった。

 

 

┳┻|
┻┳|
┳┻|_∧
┻┳|ω・)
┳┻|⊂ノ
┻┳| J

 

 

 

なぜなら、嫌われたくないから。完璧でいたかったから。

 

 

 

 

 

なにか思うことがあっても、
”もし、こんなことを言ったら嫌われちゃうんじゃないか…”という不安。

 

 

そして
“ 察して欲しい。”という想い。

 

 

 

 

 

 

 

案の定、あずきちゃんフラれた。

 

 

. ∧_∧
=≡( ・ω・) ∧_∧ ,;  
  ⊂⊂ニ );)д`)∵ 
-=≡ (_(_/⊂ O)
     ’/  ヽ
     ∪ ̄\)

 

 

 

「あずきちゃんは、良い人過ぎる。俺には勿体無い。」ってね。

 

 

     ∧∧
   / 怒\
 ( ^∀^) お前が
 (ヽ__ノ)  猛アタック
  | |Ξ_,||    してきたくせに
 (__)_)    フザケンナ。

 

 

 

マスくんは、あずきちゃんを傷つけないように「良い人すぎる。」って言ったのだろうけど、きっとマスくんにとってあずきちゃんはつまらなかったのだろう。

 

 

 

 

マスくんに嫌われないように、と思ってやっていたことは、すべて逆効果だったんだ。とやっと気付いた。

 

 

 

       |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
   /  .`´  \
      ∧_∧
    (・∀・∩
    (つ  丿
    ⊂_ ノ
      (_)

 

 

 

日本人同士でさえも”察する”なんて、不可能だ。

 

 

 

言葉にしないと伝わらない。

 

 

 

言葉にしても伝わらないこともあるけど。

 

 

 

        __
       ヽ|・∀・|/ ズコー!!
      \[\ ]ノ
    、ハ,,、
     ̄

 

 

 

 

 

よく、「神様だから全てわかるだろう。だって全知全能だもん。」と思ってしまうことがある。

 

たしかに、神様は全てご存知だ。

 

でも、神様に対してでも言わなきゃいけない。

 

むしろ神様だからこそ、言わなきゃいけない。

 

対人間では、いくら心の内を話したとしても100%は伝わらない。

 

でも神様は必ず理解してくれる。

 

そして言葉にして伝えてこそ、一層働きかけてくれる。

 

与えることが大好きな神様。

 

だからたくさん感謝して、悔い改めるところは悔い改めれば、もっともっと祝福をしてくれる。

 

「神様、察してください。」ではなく、ちゃんと言葉にしよう。