あずきちゃんが小さい頃、家のトイレはぼっとん便所だった。
田舎なので。
/ O | ̄| O ヽ | / | | ヽ、. ├ー┤ ノ
家を建て替えて、トイレも洋式に変わったけど
ボットン便所のときはトイレに行くのが怖くて仕方なかった。
真っ暗だし、臭い。
何度落ちかけたことか。
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧ Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) ./ つ つ ~(_⌒ヽ ドキドキ )ノ `Jззз
トイレと言えば、イエローハットの鍵山秀三郎社長が思い浮かぶ。
社員教育として、自ら素手でトイレ掃除を始められた。
理由は、
・社員の心が荒れていた。
・「カネを稼げばいい、今さえよければいい、自分だけよければいい」という風潮に世の中全体が急速に変わってきた。
こういう社員の心を穏やかにするにはまず職場環境をきれいにすることが大事。
そして、汚い環境の中で、彼らに「ちゃんとしろ」と言ってもできるわけがない。まず自分が環境をきれいにしてから、伝えるべきことを伝えていこう。と社長は考えられた。
本当は社員にもやってもらいたかったけれど、
命令されてやることは、絶対に本物にならない。
規則で決めたり、当番制にしたりしてもダメ。
心からそうしようと思わないと身に付かない。
と社長は話している。
人は言われても、<必要性>を分かって悟ってこそ行なうようになる
2015年5月17日
好きでやる人は止められません。無理矢理する人は止めることができます。
2016年2月28日
∧_∧ ◯( ´∀` )◯ \ / _/ __ \_ (_/ \_)
初めは、
「掃除なんかしても無駄だ」
「うちの社長は掃除しかできない」と陰で批判する者もいれば、社長がトイレ掃除をしている横で平気で用を足していく者もいたそう。
/つ_∧ /つ_,∧ 〈( ゚д゚) |( ゚д゚) ヽ ⊂ニ) まじっすか! ヽ__と/ ̄ ̄ ̄/ |  ̄\/___/
鄭明析先生が故郷の月明洞を聖地に開発しているときも、「なんで開発ばかりしているんだ」と陰で不満を漏らす人が少なくなかった。
また、今でも開発は続いているけれど、作業をする人のことを「土方だ。あれは誰でもできる易しい仕事だ」と言う人もいるそう。
/つ_∧ /つ_,∧ 〈( ゚д゚) |( ゚д゚) ヽ ⊂ニ) まじっすか! ヽ__と/ ̄ ̄ ̄/ |  ̄\/___/
知らないから、盲人だから言葉の矢を放つのです。
2016年5月15日
ようやく10年経ってから、イエローハットの社員が1人、2人と手伝うようになった。
しかし継続してやる人はいなかった。
/⌒ヽ く/・〝 ⌒ヽ | 3 (∪ ̄] く、・〟 (∩ ̄]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
毎日行うことが継続的に行うことであり、 継続的に最後まで行う人が英雄になるのだ。
2016年4月2日
そして20年を過ぎた頃には、大方の社員が掃除をやるようになり、社内だけでなく、近所の道路など広い範囲で掃除するようになったそうだ。
゚ 。 ,∧_∧ ゚。 ゚ ・(゚´Д`゚ )。 (つ ⊃ ヾ(⌒ノ ` J
この努力と結果が認められて、多くのメディアでも取り上げられ、「掃除の仕方を教えて欲しい」と多くの企業や学校から依頼が来るようになった。
∧_∧ ( ・∀・)/ヽ ノ つつ ● ) ⊂、 ノ \ノ し'
続けたからこそ、「嘲笑」が「同調」に変わったのだ。
そして続けたからこそ、社風がよくなり、お客様の信頼へと変わったのだ。
∧_∧ /\( ・∀・)/ヽ ( ● と つ ● ) \/⊂、 ノ \ノ し'
「最初の10年、20年にどんな種を蒔くかが大事です。周囲に評価されなくても、自分の信じた道を貫く。ビジネスとして掃除をする人はたくさんいますが、無報酬で継続的に行うことが大切です。」
鍵山社長はこのように語っている。
誰かが見てくれていなくても、一生懸命にやって目立つようにしなければなりません。神様はいつも見ていらっしゃいます。
1997年9月6日
鄭明析先生は初めて日本に来られたとき、まず行なったことが空港のトイレ掃除。
それから福音をこの国に入れてくださった。
肉的な環境が汚ければ、霊的な福音も広がるはずがない。
いつも清くしていると、私たちの命も守られ、そして、もっと輝くようになるし、神様の歴史をもっと輝かすことができます。
1998年10月03日
http://www.futagami.co.jp/csr/csr2.html
参考資料 東洋経済