お久しぶりです(^^)
あっという間に2025年が過ぎてしまい、もう残すもあと数日。
今年はこちらでブログを書くことができませんでしたが、近況報告と共に、心境の変化をお伝えできればと思って書いています。
今年に入ってから、月に一度か、二か月に一度のペースで、カウンセリングに通っています。
幸運にも、感覚が合うカンセラーさんに出会うことができ、
自分の考えの癖を見直して、心をもっと楽に生きたい、と思って通っています。
教会で伝えられる御言葉は、様々に教えてくださるのですが、今年特に心をつくりなさい、とたくさん教えてくださっています。
もともと自分をよく作り変えたい、という思いはあり、御言葉を聞いてより一層その思いは大きくなっていて、
『問題点』を探しては、どこを整えればいいだろう?
どうすればもっと良くなれるだろう?
そんな風に、自分と向き合う(ある意味責めてしまう)日々が続いていました。
自分を直そうとするほど、心が重くなっていった
問題を見つけ、必要なところを正すことはとても大切なことです。
謙虚であるためにも、間違いを認めることは欠かせません。
でも、いつの間にか私は
『足りないところ、直すべきところ、ダメな部分』ばかりに目が向くようになっていました(/ _ ; )
そして気づけば、心のどこかでいつも
「私はまだ足りない。
問題が多すぎる。
いつになったら心が楽になるんだろう…」
と感じながら生きていました。
まるで、出口の見えない長いトンネルにいるような…
御言葉中を聞いて、ふと気づいたこと
先日の礼拝の御言葉を聞いて、お祈りする中で、
ふっと心に浮かんできた思いがありました。
「足りないところを見ることも大切だけれど、
それ以上に“足りているもの”に目を向けて感謝することが大切なのかも。」
私はずっと『問題』にだけフォーカスして、
『すでにあるもの、足りているもの』に気づけていなかったのかも… と気づくようになりました。
親との関係からも気づけたこと
私は機能不全に近い家庭(という自分の認識)で育ち、その苦しさを大人になってからも抱えていました。
事実、自分の気持ちが分からないことも多く、怒りや不満が心の奥底に溜まってしまい、鬱々とした考えをいつも負っている感じで、考えが曇っているようでした。
そのため『悪い面』ばかりに目がいき、親を否定する気持ちが強くなっていた時期もありました。
でも…
完全ではなかったけれど、
親なりの愛も確かにそこにあった。
と、まずは思ってみることにしたのです。認識の転換です!
もちろん人間は不完全だから、完璧な親なんていないですよね。
思い出そうと考え始めると、親が私の望んでいた形ではなかったとしても、親の愛を存分に注いでくれていたことを芋づるのように思い出すようになりました。(まだ継続中ですが)
『足りていたもの』に気づく視点が少しずつ育ってきているのを感じます。
悪い面ばかり見てしまう理由にも気づいた
私は自分でも気づかないうちに、
相手の欠点を責めることで、
相手に変わってほしいと願っていた
のだとハッとしました…
悪いところを指摘することで、
「あなたに変わってほしい」と求めていたのかも。
「自分が正しい」という傲慢さに立っていたのだと思います。
変わるべきなのは相手ではなく、“私の認識”のほうでした。
聖書の言葉
そんな私の心に、そっと寄り添ってくれたみことばがあります。
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」
― イザヤ 43:4
“足りないところ”ばかりを探していた私に、
神さまが静かに語りかけてくださるような一節でした。
私は欠けがあっても、価値ある存在なんだ。
そのままで尊いんだ。
そう思えた瞬間、心がふっと緩んだ気がしました。
それでもまた元の私の考えに戻ってしまうことも多いから、これからも気付いては直し、気付いては直し、の連続だと思います。
でも、気付けたこと自体が大きいですよね。
これから
これからも自分の癖や課題と向き合いながら、少しずつ成長していきたい。
同時に、すでに与えられている恵みや、良いところにも光を当てていきたい。
足りない部分だけを見るのではなく、満たされている部分にも目を向ける。
そんな心のバランスを、これから大切にしていきたいと思います。
最後に素敵なお祈りを紹介しますね。とても知恵深い祈りです。
神よ、変えられないものを静かに受け入れる心の平静を、変えるべきものを変える勇気を、そしてその両者を見分ける知恵を、私に与えたまえ」アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーの祈りの言葉God,grant me the serenity to accept the things I cannot change,the courage to change the things I can,and the wisdom to know the difference.



















